ささやかな幸せを求めて

旅と食と読書を通して人生のハッピーを追求しています。

ありがとうHONDA 号外

「有終の美」への旅立ち


12月12日 前夜友人宅で張った「小宴の残党」に痺れたコンニャク頭を叩きながら日経の朝刊を開くと衝撃の一面広告に遭遇した。( ゚Д゚)



それは今期限りで「F1グランプリ」からの完全撤退を表明している「HONDA」が掲載した、すべての関係者、ライバル、ファンに向けた感謝の「ラストメッセージ」であった。



現在レッドブル・ホンダを駆る「マックス・フルスタッペン」はメルセデス絶対王者ルイス・ハミルトン」とドライバーズチャンピオンシップで同一ポイントに並んでいる。



終戦までもつれ込んだ両雄の対決が激烈な火花を散らす。



昨日の予選ではフルスタッペンが圧巻の走りでライバルを蹴散らし、「ポールポジション」を獲得している。



彼の他を圧倒するスピードはホンダの第一期黄金時代を共に戦った音速の貴公子「アイルトン・セナ」を彷彿とさせる。


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アイルトン・セナが操る無敵の「マクラーレン・HONDA」は熱かったあの頃の日本の象徴でもあった。

「ホンダ VS メルセデス」どちらが勝とうと、ドライバーズ選手権トップが同点でシーズンフィナーレを迎えるのは実に47年振りの事だという。



アブダビGPについてスポーツ音痴の私ごときが口を挟む余地は何も無い。



唯々、HONDAという組織の「チャレンジ精神」とその発する「メッセージ」が心を揺さぶる。



幾つになっても「心を燃やせ」・・と。



今日の幸せ



それは・・亡き本田宗一郎の「夢」の体現



  ありがとうフェラーリ
  ありがとうロータス
  ありがとうブラバム
  ありがとうマクラーレン
  ありがとうウィリアムズ
  ありがとうルノー
  ありがとうメルセデス
  ありがとうトヨタ

  初めてF1に挑戦した
  1964年のあの日から今日までの、
  すべてのライバルに感謝します。
  すべての応援してくれた人、
  すべてのドライバー、
  厳しい戦いをともにくぐり抜けてきた、
  レッドブル、アルファタウリ、
  すべての仲間に感謝します。

  じゃ、最後、行ってきます。

  HONDA

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内燃機関を搭載したHONDAとしては最後のF1 次は「EVCar」でテスラと静かなレース?


ありがとう。
行っといで!HONDA 💗



僕らは今晩の「Last Run」を心に留めます。



次の世に語り継ぐ「神話」として・・・。