ささやかな幸せを求めて

旅と食と読書を通して人生のハッピーを追求しています。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

天才の不可解

「時」の考察 それは古い古い記憶である 実家の大黒柱には「SEIKO製の柱時計」が掛かっていた。ゼンマイ式の時計であるため、5日も経つと動かなくなる。 4日目の朝、大きなネジ回しを差し込み20回程バネを巻上げ、NHKの時報に分針を合わせるのは祖父の仕事で…

遥かなる旅路

本能の考察 月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり 舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらえて老をむかふるものは 日々旅にして旅をすみかとす 古人も多く旅に死せるあり・・・。 言わずもがなだが、俳人松尾芭蕉が記した日本最古の紀行文「奥の細道」…

八十里腰抜け武士の越す峠

スゴイ男への考察 越後人の気骨が伝わる面魂に「ラストサムライ」の片鱗を見た標題の句と、この写真を見てピンと名前が浮かんだ諸兄は、かなりの「歴史通」と推察する。 直ぐには思い出せなくても、「どこかで見たこと有るなぁ・・」という諸兄の為にヒント…

ヒゲの災難

日陰者の考察 世の中は理不尽である。どれほど人に害為す訳でもないのに、意味もなく疎んじられ、のけ者にされる悲しい日陰者がいる。(-_-メ)その日陰者のひとつが「ヒゲ」である。名は体を表すというように、近年「ヒゲ」と仮名で書かれることが、そもそも…

灼熱の微熱

微熱的発熱 連休だというのに体調が優れない。 36度9分という、微妙な発熱である。大台にほんの少し届かないところが、自分らしくて愛おしい。原因は分かっている。 こいつとは生涯付き合っていくつもりだ。 身体の要「腰」をやられると、人生の全てが「及び…