ささやかな幸せを求めて

旅と食と読書を通して人生のハッピーを追求しています。

ありがとうHONDA 号外

「有終の美」への旅立ち 12月12日 前夜友人宅で張った「小宴の残党」に痺れたコンニャク頭を叩きながら日経の朝刊を開くと衝撃の一面広告に遭遇した。( ゚Д゚) それは今期限りで「F1グランプリ」からの完全撤退を表明している「HONDA」が掲載した、すべての関…

ニイタカヤマノボッタ1208 前編

「新高山」近辺の考察 12月8日・・・今日の東京は終日「秋霖」に煙り、この冬一番の冷え込みという事である。 最近は日の入りが早すぎてオチオチ仕事もしていられない。 今年の「冬至は12月22日」だという。 待ち遠しい限りである。 殊更「カボチャ」を食べ…

3万5千年の衝撃

「掘り」の深堀り 秋たけなわである。 近所のシェア畑では家族総出での「芋堀り」が最盛期を迎えている。 小さな子供達が土にまみれながら「黄色い歓声」を上げる様は何とも微笑ましい。(#^.^#) その昔、秋の「芋堀り」は家族が生きていく為の重要なミッショ…

「ヨッシャ!」恋しや

投票所の恐怖 折角の10月最後の日曜日なのに残念ながら関東地方は雨である。('ω') 今日は折しも「第49回衆議院選挙」の投票日でもある。 ネットニュースの速報によると、午前11時時点の投票率は前回衆院選を約1%下回る「11.3%」だという。 日本の有権者数…

バラマキ合戦!

「心あるモノ言う犬」の考察 いやいや・・昨今自分には理解出来ない事ばかりが起こる時代になったと嘆いていたら、遂に「犬」が10/8日発売の月刊「文芸春秋」に寄稿したと聞いて、更におったまげてしまった。( ゚Д゚) それも唯の犬ではなく「心あるモノ言う犬…

哀愁の追分

江差の考察 ♪大島小島のあい通る船はヤンサノエー 江差通いかなつかしや 北山おろしで行く先ゃ曇るネー 面舵頼むよ船頭さん ♪ 読者諸兄には殆どなじみのない歌詞だと思うのだが、これぞ民謡の王様と称される「江差追分」前唄の一節である。 この歌詞を見て大…

竈門(カマド)の嘆き!

引越の考察 引越は大変である。 古来より「引越貧乏」という言葉があるように、一旦引越すとなると大変な物入りとなり、且つ、膨大な人的エネルギーを費やすことになる。 先ずは、新居を用意し 移る日取りを決め 物を仕分し 段ボールに詰め 電気・電話・ガス…

胸に手を当てて!

「不思議の国」の考察 お盆からの大雨が一段落したと思いきや、ここ数日はモワモワとした不快な暑さが列島を包み込んでいる。 そんな中、パラリンピックで来日した外国人記者が本国に送った「日本レポート」が大変興味深い。 『体温と等しい外気温に、90%を…

負けるもんか!

「水の泡」の考察 東京オリンピックが無事(?)閉幕した。 選手達の激闘に、共に涙し、喜びを分かち合った方々も多いのではないだろうか・・・。 しかし、今回もいろんな人がいたなぁ~(´Д`) この機に名前を売って一旗揚げるつもりで来日したのに、競技に…

流しまっせ!

「流し」の考察 日本人ほど「流す」事が好きな国民はあるまい。 何んでもかんでも「水に流して」しまう、この潔さが大和民族の身上だ。 万年水不足に喘ぐ「ゴビ砂漠」辺りの人達には、とても真似のできるものではない。 流すと言えば、先ず「川」を想像する…

叫べども届かず。

「きゃぁぁぁぁ~」の考察 女性の運転は賑やかである。 男性のそれとは随分趣を異にする。 『あ、信号が変わる、早く早く! あぁ~ほら、変わっちゃった! 』 『あ、●●さんだ。あの人って面白い人ですよねぇ~、でも私はちょっと苦手だなぁ、挨拶する時、目が…

おらが殿様

不自由の考察 妙な国である。 国体を構成する「宮内庁」という公的機関が、広く一般国民から「短歌」を募り、「歌会始」と称して一陽来復の新春を寿ぎ、歌の腕前を競い合うという。 世界広しと言えども、これほど優雅に春を祝う国は有るまい。 歌会始と聞く…

その言い方は無いでしょ~!

物は言い様の考察 目下「ぬか床」の育成に夢中である。 近年の発酵ブームに乗り「無印良品」でも特設コーナーを設えるほどの大ヒット商品となっているのが「発酵ぬか床」である。 やや硬質のビニール袋に、既に「発酵済みの糠」が入っていて、好きな野菜を入…

忘却無用!

我利我利の考察 夏は「ガリガリ君」が旨い。ガリガリ君と言えば、ご存知埼玉の星「赤城乳業」が製造する、氷菓界の巨人である。 さまざまな味のバリエーションを揃えながらも、いまだに一本70円という価格を維持し、国民の負託に応えようという「公の心」を…

穴が有ったら入ってなさい!

劣化の考察 「劣化」が止まらない まさに大崩落である。 また訳の分からない事を言い出したと訝(いぶか)る諸兄の前に、間もなく「猛烈劣化」の正体が明かされる。 長きにわたり日本の行政を支えてきた、優秀な公務員諸氏であるが、ここに来て「King Of 公…

深ぁ~い話

化石は生きていた ちょっと強面で、見方によっては「グロ」い。「生きた化石」と呼ばれる絶滅危惧種は数々あれど、滅多にお目に掛れない、東の正横綱に「シーラカンス」がいる。 「古代デボン紀」に現れ、世界中の淡水域や河口などの汽水域において大繁栄を…

裏の顔

苦節50年の考察 些か怖い話になる。 それは近代に於いては「橅」、古くは「山毛欅」という漢字が当てられていた。 これらの字を見て、即座に「ブナ」と読み下した諸兄には先ず拍手を送りたい。 重量が重く、腐朽しやすい為、建築材としてあまり用途が無かっ…

ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジの無念

ブラックヒーローの考察 「黒」には不思議な魅力がある。 それは自ら輝きを放つ光の魅力では無く、全ての光を呑込む「ダークサイド」の魅力と言っていいのだろう・・・。 我が日本にも、遠くは泥棒界の大立者「石川五右衛門」から始まり、幕末では「新選組」…

天才の不可解

「時」の考察 それは古い古い記憶である 実家の大黒柱には「SEIKO製の柱時計」が掛かっていた。ゼンマイ式の時計であるため、5日も経つと動かなくなる。 4日目の朝、大きなネジ回しを差し込み20回程バネを巻上げ、NHKの時報に分針を合わせるのは祖父の仕事で…

遥かなる旅路

本能の考察 月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり 舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらえて老をむかふるものは 日々旅にして旅をすみかとす 古人も多く旅に死せるあり・・・。 言わずもがなだが、俳人松尾芭蕉が記した日本最古の紀行文「奥の細道」…

八十里腰抜け武士の越す峠

スゴイ男への考察 越後人の気骨が伝わる面魂に「ラストサムライ」の片鱗を見た標題の句と、この写真を見てピンと名前が浮かんだ諸兄は、かなりの「歴史通」と推察する。 直ぐには思い出せなくても、「どこかで見たこと有るなぁ・・」という諸兄の為にヒント…

ヒゲの災難

日陰者の考察 世の中は理不尽である。どれほど人に害為す訳でもないのに、意味もなく疎んじられ、のけ者にされる悲しい日陰者がいる。(-_-メ)その日陰者のひとつが「ヒゲ」である。名は体を表すというように、近年「ヒゲ」と仮名で書かれることが、そもそも…

灼熱の微熱

微熱的発熱 連休だというのに体調が優れない。 36度9分という、微妙な発熱である。大台にほんの少し届かないところが、自分らしくて愛おしい。原因は分かっている。 こいつとは生涯付き合っていくつもりだ。 身体の要「腰」をやられると、人生の全てが「及び…

「おおおおぉぉぉ〜」の効能

幸福感の考察 神々しささえ感じる雄大な立山連峰の遠景 雄大な自然 美しい花々 匠たちの超絶な手業 「おおおおぉぉぉ〜」とは、人が何かに大きく心を動かされた時、思わず知らず溢れでる感嘆詞である。 何故かは知らぬが、この感嘆詞が口を突いて出た時には…

うっせぇわ

流行歌の考察 どうも最近の歌に馴染めない。 一時は加齢現象かと諦めていたが、最近極端に違和感のある歌に出会い、確信に変わった。こんな歌は嫌いだ。(T_T) 曲調はハードロックなのだが、そのヴォーカルと歌詞がなんとも凄まじい。 明らかにうら若き女性の…

日出る国へ

神話の伝承 これが「常陸出雲大社」 神殿を飾る大しめ縄がご本家を偲ばせる。神世の昔、大国主命(オオクニヌシノミコト)という偉い人が、自分が奮闘の末建国した、葦原の中国(アシワラノナカツクニ)を、天照大御神(アマテラスオオミカミ)というもっと偉い人…

男児の本懐

霞ゆく立志の記憶 男児こころざしを立てて郷関を出ず 学若し成る無くんば死すとも還らず 骨を埋むる豈にただ墳墓の地のみならんや 人間いたるところ青山あり 私とて十九の春には、青春の血をたぎらせ、青雲の志をこの胸に掻き抱いて上京した。あの日から幾星…

濁り酒濁れるのみて

どぶろくのススメ 果たして何歳ころの記憶なのだろうか・・。私を懐に抱きながら囲炉裏端で胡坐をかく祖父が居て、その祖父が旨そうに飲んでいた芳しき白い液体・・・。長じて祖父の思い出を語った時に、祖母からその白い液体の正体を聞いた。あ、あれは「ど…

昔取った杵柄

超光速パン屋修行 その昔コッペパン店を開業していたことがある。 それも無謀なことに海外でだ。「どうして海外でコッペパン屋をやろうと思ったのか?」と問われても、気の利いた答えは返せない・・"(-""-)" 恐ろしい事に一度もパンなど焼いたことも無い「ズ…

泡まみれの人生

水の泡 私が通常の水分補給を水から炭酸水に代えてから、かれこれ20年になる。 500mlボトルで日に2本一本100円として日に200円 年間約73,000円 20年間では何と1,460,000円にもなる。蓄積の持つ力には度々驚かされることがあるが、日々求めた爽快感が積もりに…